第6章 安定期とイライラ
そして6ヶ月…安定期突入。
凪「そろそろ色々準備せんとな…」
ベビーカー、ベビーバス、ベビーチェア、バスチェア、おまる、オモチャなどは妹のお下がり(元々は私のお下がり)を母から貰いました。
あとはベビー服だけなのですが…
彼氏「それやったらオレがもう買ってんで♪」
楽しみ過ぎた彼氏が既に買ってました。
聞くと3ヶ月の時にはもう用意してたらしいです。
たぶん妊娠で一番喜んでいたのは親でも私でもなく、彼氏です。
嬉し過ぎたのか仕事場の人や知り合い全員に私の妊娠を言いふらしてたし、妊娠中ずっとお腹に話し掛けてたし、赤ちゃんにセーター編んでたし…(この他にも色々やってた)。
かく言う私も安定期に入って安心して浮かれてしまい、ツイッターやLINEのタイムラインで妊娠を公表したりしてました。
地元の友達はコレを見て「おめでとう!」と言ってくれる子もいれば経緯を聞いて呆れたりする子もいましたが、最後はみんな祝福してくれました。
彼氏「なぁなぁ、名前何にする?」
彼氏宅に来て二人でまったりしてると、突然その話題を振られた。
私はまだ全然考えてなかったけど、彼氏は随分前から名前を考えていたらしいです。
凪「男か女かは産まれてきた時のお楽しみにしてるし、どっちでもええような名前がええな〜」
私は女の子だから可愛らしい名前とか男の子だからカッコイイ名前とかそういうのが嫌いでした。
ちゃんの意味のある名前ならそれでも文句ないですが…。
彼氏「オレらの名前が夏関係やから、子供も夏関係の名前にせえへん?」
実は私も彼氏も、名前が夏関係の名前なんです。
凪(家族で同じ夏の名前…なんかええなぁ…)
彼氏の意見に賛成し、子供も夏に由来する名前にしました。
凪(早よ産まれんかな〜♪)
【安定期とイライラ】