第2章 名前を呼んで(篠宮END)
恭はの上に覆いかぶさると、台所にいたときよりも激しく口づける。
その間に恭の手はの着物の裾を捲り上げ、指が太ももを這う。
「んっ…!!」
恭の指が、の足をなでるけれど、触れて欲しいところに触れてくれない。
は、じれったいその動きに身体をよじる。
「先輩…触ってほしい…?」
「…うん…」
「じゃあ…俺の名前…呼んで」
「恭…くん…」
恭はにこりと、嬉しそうに笑うと、の下着を脱がせた。
の秘部に指をあてて、グチュグチュと音を立てて弄る。待ち焦がれていた刺激に、快感の波が押し寄せて。
「あぁ!…あっ…あ…」
「先輩…すごい濡れてる…」
「…や…ぁ」
「ごめん…俺もう我慢できね…」
そう言うと恭は、自分の着物を脱ぎ棄てて、大きく硬くなった自身のそれを、の秘部にあてがうと、ゆっくりと侵入させた。
「はっ…あぁ…」
「すげー可愛い… …」
急に名前を呼ばれて、の顔が火照るほど熱くなる。
恥ずかしさに咄嗟に顔を隠そうとすれば、それは恭の手によって阻まれた。
「ダメ…の顔…見たい」
の顔をじっと見ながら、恭はの足を大きく広げて、ズンズンとの奥を突くように動きだした。
「あぁ、あ!!…やっ…は、げしっ…!」
「ごめんっ…の中…気持ちよすぎ…っ」