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偽りの婚約者

第9章 逃亡


ジュヨルが
「セレア!出てきて大丈夫だぞ」
と優しい声で言った。

私は出ると久しぶりにジュヨルに会えた嬉しさで思わず抱きついた。

「わっ、急に抱きつかれると…」
2人して見つめ合ったあと、船がきた。

「あれに乗れば…」
とジュヨルが呟いた。
私は何の変装もしてなくて大丈夫か心配だったが、すんなりと船に乗り周りに注目される事もなかった。
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