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偽りの婚約者

第9章 逃亡


「今からさっき野菜を積んだ荷台にセレアが乗るんだ」
私は
「え、でもそれじゃあ門番に点検されてすぐばれちゃうよ…」
と言うと
「大丈夫。藁の中に隠れてれば」
私は不安になりながらも藁の中で息を潜めた。

(そう言えばリビングを出る時3人共、「どっかで見た事ある顔…」とか言ってたな…、一度ペンダントのジュヨルの写真見せちゃったからな…)

バレない事を祈りながら門番が点検をするため私が乗ってる荷台の扉を開けた。
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