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偽りの婚約者
第5章 俺の空間だ…俺の部屋なんだから…
しばらく私達は推理小説の話で盛り上がった。
「…あ、ありがとう…俺みたいな根暗を…相手にしてくれて…」
と下を向きながらルベフさんが言った。
私は
「ルベフさん…良かったらまた小説の話しませんか?」
と言った。
「俺なんかで良ければ…」
「私、ルベフさんと話すの楽しいですよ!」
と笑顔で言い部屋を出た。
(ルベフさん…やっぱり…過去に何かあったのかな?ま、嫌がるだろうから詮索するのは止めよっと!)
と考えてたりしたらその日は終わった。
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