第47章 雑談 from 梟谷
「へいへいへーい!
皆彼女ちゃんのことどー思う?」
「なんですか、いきなり」
「つーか彼女ちゃんって誰?
誰のこと?どの女の子?」
「木葉は女子のこととなるとノリ良いなー」
「烏野のマネージャーの柏木波瑠さんのことですよ」
「あー、あのクールな」
「俺はその話に興味ないんで失礼しますね」
そそくさと布団まで移動した赤葦。
相変わらずノリ悪りーなー。
「ずばりエロイ!それ以外ない」
「おー、木葉はそうだよな。
なんとなくそう言うと思ってたぜ!
あかーしは?
赤葦はどうなんだよ」
布団に座り、指をマッサージしている赤葦の隣に座り、尋ねる。
「どうして俺なんです?
その手の話なら向こうの方が盛り上がるんじゃないですか?」
「だってあいつらの答えって、なんとなく分かるんだもん。
皆彼女ちゃんのこと良く思ってる。
それに比べて赤葦は何考えてるか分かんねーし」