第46章 雑談 from 青葉城西
「ほら、るぅって観察と分析凄いでしょ?
だからそれをものに出来たらなって」
「そういやお前、中学の時から柏木にそのこと聞いてたな。
そんであの観察&分析か。
どちらにしろ、お前の腹黒さが柏木に移んなくて良かった」
「マッキー酷い…」
「手出す気がなくて一安心だな」
「まっつんってば、俺のことなんだと思ってる訳?
まぁ、いいや。
俺まだるぅのこと諦めてないよ、別れたけどね」
「…手、出してねェだろうな?」
「う、うん。
るぅガード固くてね、まだキスまでしか…あ」
「無理矢理だったらシメる」
「ち、違うってば。
ちゃんと合意の上だよ!もうっ」
どんだけ信用ないのさ。
キャプテン泣いちゃう。
「岩ちゃんも本当るぅにゾッコンだねぇ」
「んなんじゃねェ」
「ひょっとして、この前病院で会ったのが久しぶり?
中学以来?」
「ちげーよ。
普段から普通に連絡のやり取りしてるし、たまに会ってた」
「うっそ、いつの間に?」
「あー、俺らは知ってたわ。
話ぐらい聞いてたし」
「俺には⁉︎」
「ねェよ」
「及川さん悲しい…」