第1章 ゼンウィスタリア
「俺はゼンウィスタリアだ」
その名前をきき里奈は慌てた
「王子様ですよね?私何かしました?」
「城まできてくれるか?城にいる薬剤師がやめてしまってな‥人が足りないんだ。君の噂は聞いている」
それをきいた里奈の母もでてきた
「行ってきなよ里奈!どうせ暇だろ?どうぞつれていって下さい」
すると風が吹き里奈のかぶっていた帽子がはずれた
「赤い髪‥?」
「珍しいな」
「本人は赤髪が恥ずかしいみたいでね‥」
「そうなのか?」
里奈は頷いた
「それはすまない‥だが似合っているぞ?」
「ゼンそろそろ行かないと‥」
「乗れるか?」
里奈はゼンの馬に乗った
「じゃあ行くぞ!」
城に向かった