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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第19章  SACRIFICE-犠牲にする-


パチンと下着のゴムを弾いて打ち付け
フン、と鼻を鳴らし

「あ、ピアノの時間だ
じゃあ後でな、ペット」

マコトが部屋から出て行く

今だからだけど
マコトは
最後までする気はなかったと思う

壊す寸前の
私の顔が

いつでも私を貶せる状況が

心の平穏を保つ術だったんだと思う

だって私が壊れたら遊べない

また一人になる

そんな風に考えて
いつも一線は超えなかったんじゃ
無いかなって。
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