白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第19章 SACRIFICE-犠牲にする-
大きな声でマコトに怒鳴ると
「うるせぇなぁ…
声でなくしてやろうか……?」
更に冷たい視線で
私の服を乱暴に剥いだ
私の身体を抑えつけて
胸元の噛み痕をなぞって
「生意気なペットには
躾が必要だと思わねぇ?
もっと痛い思いしたいみたいだし
他の所にも
付けてやるよ」
明光くんの証の上に
次々と噛みついた
痛くて怖い
怖くて、それより悲しい
明光くんの付けてくれた痕が
汚れていくのが
悲しくて
抵抗する力が失くなっていく