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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第17章 QUESTION-疑問-


声色を真似た僕の言葉に
姫凪の肩が揺れる

あげようとする顔を
胸に押し付けて

「いー子…寝なよ…
寝たら泣かなくて済む…」

頭を撫で続ける

まだ肩を揺らして泣く姫凪

バカバカって
小さい声が聞こえる

でも
泣き声はドンドン小さくなって

荒かった呼吸も
少しずつ落ち着いてきた

顔を胸板に押し付けたまま
姫凪に声をかけ続けた
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