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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第16章 PROVE-証明する-


「好きだよ
姫凪の初めて
俺にくれてありがと」

ドライヤーを放り投げ
まだ乾き切らない髪の毛に
口付け
そのまま頭を抱き締める

甘い匂いが気持よくて
小さい感触が心地良い

俺の…俺だけの……

もう誰にも渡さない

出来ると思ってた

固い契を結んで
愛を証明しあって

それだけで
上手く行くと思ってたんだ  

俺達はまだまだ
子供だと思い知らされるのは

少し先の話
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