白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第16章 PROVE-証明する-
抱き着いてた姫凪が
ストンと俺の股の間に
また身体を落として
自身をギュッと握る
「…プッ!姫凪!
お前…!か、かーわいー!!」
なんとも言えない
可愛さに
俺の心は撃ちぬかれまくり
姫凪を引き上げて
思い切り抱き締める
『あ、明光くん?!
ヤッパリ姫凪おかしい!?』
「ぜーんぜん?
姫凪、それはなーヤキモチって
言うんだぞ?
好きだから妬いちゃうんだよ
だから変じゃない」
姫凪の頭を片手で撫でて
暖かい身体を
柔らかい感触を
もう片方で確かめる