白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第16章 PROVE-証明する-
『ん…平気…だよ
明光くんがギュッてしてくれたから…
苦しくなくなったもん…』
「…どうしても離れて座る?
…離したくねぇんだけど…?
くっついてたい…姫凪…」
俺の言葉に頬が赤く染まって
『姫凪も…くっついてたい…!
明光くんが居ないと…
姫凪ダメ…なの』
フワフワした笑顔が漏れた
「話したい事が…
いっぱいあるんだ
聞きたい事も
いっぱいある…
これからの事…考えよう…?
姫凪はどうしたい?
遠慮とか要らないから
チャント話して?
俺もチャント話すから」