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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第15章 OUTGOING-去っていく-


「なれたら良かったのにね
なんか無理だった
だって明光がわざと
冷たくしてるの
バレバレなんだもん(笑)
嫌いになれないよ
優しい明光が好きだもん… 
今も…好きだよ…」

潤んだ目が
色っぽい唇が
柔らかい身体が

俺にユックリ迫ってくる

「そっか。ありがと。
でも、ごめんな?
俺は………」

カンナの動きを止めようと
伸ばした手が
強く握られた
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