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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第12章 【LONGING】-願望-
「…今から話す事は
独り言だから。
話し難いなら一人で喋れば?
僕聞こえないフリしてるから
僕は僕で一人で話す
お互い聞かなかった事にしたら?」
少しビクビクしてた
私の耳に届いた
蛍くんの優しい提案
胸が熱くなって
止まりかけてた
涙が落ちていく
「今日の姫凪
泣き虫過ぎる…ホント
面倒くさい」
向き直らせて
涙をまた袖で拭って
「姫凪…僕…
もしかしたら…」
ユックリ近づいて来る
蛍くんの顔
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