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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第2章 BALLAST-安定させるモノ-


部屋を出てリビングを覗く

シリアルだけ置かれた
大きな大きなテーブル

いつもする珈琲の匂いはしない

玄関に走る

マコトとママの靴はもう無かった

私の家族はもう居なかった

慌ててお婆ちゃんの部屋に行く

「姫凪?おはよう」

ニコリと笑うお婆ちゃんに
ズキズキしてる胸が少しマシになる

『オハヨ。身体どう??
あ、お薬!今日はお手伝いさんの日だから
チャント貰っとくね
お水!飲む?姫凪入れくるよ!』
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