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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第12章 【LONGING】-願望-


「え?うん…良いけど…」

『え?ジュース?』

「いちごみるく。パックのやつ
(山口居たら泣けないでしょ?)」

目元に溜まる涙を
蛍くんが目敏く見つけて
聞こえないように耳打つ

忠くんにお財布を投げて
遠ざけると

「で?どうしたの?
なんでそんな顔してんの?」

自分のパーカーの袖で
溢れかけてる私の涙を拭った

『明光くんが……』

「何かされたの?」

蛍くんの声が少し低くなる
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