白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第10章 JUST FIT-ぴったり合う-
「姫凪ちゃん!
可愛い!凄い似合う!」
学校に着くと
先に着いてた忠くんが
駆け寄ってきた
『ホント!?忠くん!
ありがと!大好き!!
蛍くんてば全然褒めてくれないのよ?』
蛍くんを見上げて
ぷーっと頬を膨らますと
「えー!?ホント!?
こんな可愛いのにねー!
姫凪ちゃん似合ってるよ!」
忠くんが私の頭を撫でてくれる
『えへへー!
2対1だね!蛍くん!』
「2??後の一票誰??
まさか姫凪ちゃん自分で…」
それ恥ずかしいやつだから!!