白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第9章 INEVITABLE-必然の運命-
「猫かぶりは黙ってろ
俺が居る…アイツは…いー子だよ…
俺がずっと側にいりゃ
姫凪は一人じゃない」
「それムダだよ?」
「は?」
「ふふん♫今に分かるよ♫
それまでせいぜいあの貧相な
身体で楽しむんだね!
バイバイ!明光くん!」
マコトが鼻歌混じりに
去って行く
これ以上まだなんかする気かよ
あの、女。
ゾクリと鳥肌がたった
しかも俺じゃなくて
姫凪に??
姫凪を
これ以上傷付けさせねぇ。
アイツは俺が護るんだ