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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第8章 HEAL‐癒す-
冷やかな声に身体が固まる
「俺は…」
「遊びなのは分かってます」
勝手に決めんな
「違ぇよ…俺は姫凪が……」
「この香り香水、ですか??
男物ではありませんね?
説得力なしです。
お引き取り下さい」
淡々と冷静に
俺の力を奪っていく声
「…何度も病院に行くように
言いましたが本人が
大丈夫と言い張ってるんです
そちらにも相談しようと
思いましたが
それも拒否なさいました」
追い打ちをかけるように
語られる事実
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