白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第8章 HEAL‐癒す-
ならせめて
また三人から始めねぇ?
なんて。メールも電話も
応答ナシなのに
なんの希望だよ。ってな。
"気が向いたら"なんて
返してくる蛍に
苦笑いを浮かべながら
俺はツレの元に向かった
前と同じファミレス
女の子は知らない顔が増えていた
「明光くん!また会えて嬉しい!」
もう一人のカンナ。
「なんだ。また居んのかよ(笑)」
「酷い!ねぇねぇ?
今日は?お持ち帰りしてくれるの?」
「…付いてくるなら勝手にしたら?」
今でもこの言葉は後悔してる