• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第7章 GRAVE‐刻み込む-


いつもは

"何時に帰ってくるの?"
"姫凪も見に行っていい?"
"迎えに行くよ"

嵐のように僕の周りで騒いでたのに

「…たかが…
小学生チームのバレーだよ
キミとオヤツ食べる時間くらい…」

『…たかがじゃないよ…
バレーしてる蛍くんカッコイイよ…
だから、頑張ってね?
姫凪は邪魔しない様にするから』

姫凪はニコリともしないで言った

邪魔なんて言った事も思った事もないのに

姫凪の態度は多感だった
僕の疳に触った
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp