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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第1章 ANOTHER STORY-もうひとつの物語-
姫凪の手を引いて
スッポリ胸におさめる
『ううん…お婆ちゃんが…
具合悪くて…離れるの怖くて
でも約束したから…顔だけ…
見たかったから…』
俺の胸の中でガタガタ震える姫凪
「そんな具合悪いのか?
親は??看てんじゃねぇの?」
『マコト…の発表会…
遅くまで帰らない…姫凪は
下手だから出れないから留守番で…』
…留守番…ただの置いてけぼりだろ
しかも婆さん寝込んでんじゃねぇの?
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