• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第6章 FALSE‐本物でない-


思わず唇に目が行く

少し濡れた唇
ハァハァと息をするのが
なんかいつもの
姫凪じゃないみたいに見えて

またドキドキする

「ツッキー??どうしたの?
姫凪ちゃんも
顔真っ赤だよ??」

「なんでもない」

僕はそっけなく返事をする

姫凪も

『姫凪も!走ったから!
ホント…なんでもないよ!』

なんて言って笑ってる

うそ。兄ちゃんと
チューしてたからのくせに…

なんだよ。これ。
ドキドキの次はモヤモヤ??
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp