• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第6章 FALSE‐本物でない-


……まさかね…

だって歳だって
沢山離れてるし
確かあのカンナって
彼女だって居たはずだし。

「姫凪、行くよ?
山口待ってる」

数歩先を歩いて
振り返ると

「あ、姫凪は後から行くよ
チョット先に言ってて?」

兄ちゃんが僕の背中を押す

「え?うん。分かった。
早く来なよ?姫凪の足じゃ
離れ過ぎたら追いつけないから」

「ハハッ。すぐすぐ!」

「ならいいけど……」

後ろを気にしつつ
山口に合流する
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp