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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
ヤッパリこのままじゃ
姫凪を…汚して…
『明光くん??
ねぇ?姫凪なんか
変な事言った?』
姫凪の声で我に返る
幼い顔が俺の顔を覗きこんでる
「姫凪…可愛い」
自然に出る言葉
自然に触れてしまう身体
合わせてしまう唇
『明光くん…ねぇ?
この匂いなぁに…?
えっと…女の人の…
匂い?かな…?彼女?
また出来た…かな?』
ドキンと跳ねる心
移った香りの主を思い出す
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