白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第6章 FALSE‐本物でない-
「月島くんってフリー?
ねぇ?彼女いらない??!」
俺の横にチャッカリ陣取った
綺麗な女
頭も尻も軽そうな感じ
「うん。要らない」
プイッとそっぽを向くと
「(じゃあ、セフレは?
ね?この後二人で遊ぼ?)」
耳元で囁かれる誘い
俺が乗ると思う?
そりゃ正直溜まってるけどね?
「ごめんね?
俺こう見えてそういうのナシ。
てか、あんまフラフラ
ヤってんなよー?
後で傷つくぞ?」
頭を撫でて
なるべく穏やかに
お断りを入れると
「私、そんなの言われたの
ハジメテ!!
月島くん!超好き!
ね?彼女にしてよ!」