白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第24章 XXX-キスマーク-
別になんか意味があるわけじゃない
この小さな身体に
思いっきり
甘えたくなった
姫凪にしか出来ない事
したくない事
したかっただーけ。
「なぁ?姫凪」
『なぁに?』
「結婚しような?」
胸に置いた頭をグリグリと擦りつける
『うん!するよ?当たり前でしょ?』
「家族作ろうな?
漏れ無くクソ生意気で
でっかい弟付いてくるけど
それだけじゃなくて
姫凪に似た可愛い子
いっぱいの楽しい家族作ろうな?」
『家族…ほ…しい…』
俺の頬にポタリと水滴が落ちてくる