• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第23章 WRAP-包む-


その顔は
興味のない玩具の話をする
子供の様に
冷めていた

グッと拳を握って
怒鳴りたいのを我慢して

「今、俺、姫凪と
付き合ってます
姫凪が高校を卒業したら
結婚します
姫凪を俺に下さい」

その人の目を真っ直ぐ見つめて
頭を下げた

こんな奴に頭なんかって思うか?

俺も思うよ。

でもさ。
これでも
姫凪の母親だから、な。
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp