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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第3章 CARELESS-軽率な-


「あ…うん…分かった…行こう
蛍、悪い。送ってくる」

「うん…バイバイ…姫凪…」

『また明日ね?蛍くん』

俺の手を握って
蛍に手を振る姫凪

いつもと同じ帰り道
会話は途切れ途切れで

絡められた手が
ヤケに熱い

「姫凪?熱いけど
大丈夫か?風邪かな?」

姫凪のオデコを触ると

『ないよ。熱なんか…
明光くん…あの…』
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