• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第1章 ANOTHER STORY-もうひとつの物語-


『姫凪…別に嫌じゃない
でも…メガネ…くんがイヤなら
帰るもん………』

姫凪はスカートを弄りながら
クルリと背中を向けて
引き返そうとした

「あ、こら。待てよ
帰ることねぇだろ??」

『でも…メガネくん…は…
姫凪の事………』

振り返るも
ナカナカ踏み出してこない
そんな姫凪を

「蛍!1回で名前覚えなよ?
ほら。早くこっち来なよ!」

蛍が手を引いて庭に
引き入れた

………これが始まりだった

それから姫凪は夕方になると
必ず家に来た
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp