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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度




「嬉しくないの?名前。
ねぇ?姫凪?聞いてるの?」

頭を抱くと
ズズっと鼻を啜るような音がした

「ちょ!?泣くって何?!
意地悪したのは悪かったけど
泣く程じゃないでしょ!?」

『泣く程…だもん……』

掠れた声に更に慌てる僕

「ごめん…許してよ?姫凪……」
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