• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「お小遣い沢山貰ってるって聞いたけど?」

『ん、でもあれはママ…お母さん達の
お金でしょ…姫凪のお金じゃない』

「子供の時なんてそんなもんでしょ?
お小遣いで買えないモノでも欲しいの?」

『んー…欲しいもの…ってゆっか…』

歯切れの悪い姫凪を

「なにー?僕に言えない事?
ねぇ?教えてよ?キミの事ちゃんと
知りたいんだけど?」

ユックリでいいけど
僕にチャント
キミの事を理解させて欲しい

向き直らせて
顔を覗き込む
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp