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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「胸が…モヤモヤする……」

『え!?ホント!?保健室行く?』

ムカムカと聞き間違えたのかな?
バカ。

「…うん。行く」

とか言ったけど
コレ大丈夫かな?
僕、我慢できるかな?

『行こう?立てる?』  

心配そうな姫凪に
連れられて保健室に向かう

『胸焼けかなー?』

呑気で勝手な診断を下して笑う姫凪
隣を歩いてる
すぐ抱き締められる距離に居る
なのに遠くに感じる姫凪の笑顔
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