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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


僕はまだ頼りなくて
キミは僕を頼り切れないかも知れないけど

半分こ…なら……

キミの辛さとか悲しみとか

半分なら背負ってあげられると思う

いつか全部一緒に背負ってあげる

キミに似合う男になるから…

って。

僕なりに必死でキミに
アピールしてきたつもりなんだけどさ!

「行くよ?」

『………』

はぁ………これでも
だんまり??

なんかもう凹み過ぎだし

ホントなんでキミなんか
好きになったんだろう

「嫌われたかと思って…正直
焦ってる……」

こんなカッコ悪いこと
なんで僕は言ってるんだろう
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