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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『蛍くん…姫凪にだけ
優しいの?』

「そうだけど?」

それなのに何で気付かないかな?
鈍感なの?わざとなの?

『蛍くん…あの……』

「なに?別に普通でしょ?
僕、興味ない子に優しくするタイプじゃ
ないの分からない?」   

ほら…もう!
そろそろ気づいてもいいんじゃない?!

『姫凪の事嫌いじゃないの?』

はぁぁあ!?僕、結構頑張って
アピってたつもりなんですけどね?!

「嫌われてると思ってたの?
ホントさキミってバカだよね
僕が嫌いな奴と寝ると思ってんの?」

ここまで言ったら気付くでしょ??
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