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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


蛍くんが手を離す

フッと寂しくなった手

離された手に縋り付きたい
自分を必死に抑えてると

フワッと身体が浮き上がる感覚と
近くなった蛍くんの顔

お、お、お姫様抱っこ!?!
もう触られるとかのレベルじゃない

『お、おろして!蛍くん!」

お願い…ダメだから……
触らないで!

「歩かない布施が悪い
このまま連れて帰る」

『やだ!ホント無理!』

「うるさいな。チョット黙っててよ」

蛍くんの唇で抵抗の言葉はただの
音になる
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