第18章 千代に八千代に………
「ま…待って!!関係者ですっ」
帽子にマスクにサングラス…
怪しい…明らかに不審者……
でも………
「月島蛍の兄です!!」
だよね?明光だよね?
「ア゛ッ!?」
「月島の兄貴ィ!?」
「シッ!シィーッ!!
(試合には来るなって
言われてるんですよ!!)」
『…明光もう遅いよ…
見てるよ凄い形相で…』
刺さるような視線を
下から感じて
「ああああ」
サッと実を隠す明光
「明光…
切れてなかったら
ほんと蛍くんに弱いよね……」
そんな所が可愛いけど♡
なんて考えてたら
ワァァッてあがる歓声
次々と出て来る白鳥沢の
レギュラー陣………
もちろん…