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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第16章 隔て顔


「だから?
誰と付き合ってようが
友達は友達だろ?
姫凪だって
ツッキーと友達に
戻れなくなりたくて
別れたわけじゃあるまいし
普通にしてりゃいーじゃん?」

木兎さんがアッケラカンと言い放つ

「いや、その普通が
難しいだろ?」

「そうそう。
それに向こうが
今まで通りを望まない可能性も…」

それが一番辛い

僕を気遣って
アニキとの関係を断ち切ろうと
したくらいだ

僕とだってそうしかねない…
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