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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第13章 花恥ずかしい
なにか言いたげな姫凪
もう何も聞きたくない俺
気まずい沈黙を破ったのは
「あのさー?
一言言って良いですかァ?」
クロだった
「あ、あぁ。何?」
「それでイイわけ?明光くん?」
クロが姫凪から離れて
運転席へ乗り出し顔を覗き込む
良いわけない。
でも
「姫凪が幸せなら…
俺は……」
こう言うしかねぇだろ。
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