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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第12章 労苦
『その好きは違う!
姫凪は明光くんとシタい!』
ガバッと前を閉じると
「知ってる(笑)
その調子で告ってきたら?
アニキ多分、張り切って
抱いてくれるから」
ジーッとチャックをあげて
また笑う
『蛍くん…あの……』
でもその笑顔は
涙で濡れてて
「なに?雨でも
降ってきたんじゃない?
気にしなくていいよ
こんなのスグ止まるから
だからキミのも
早く止めなよ
バカガキ………」
私のも溢れてくる
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