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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第12章 労苦


「その声で!その顔で!
その目で…!!
どこまで…僕を騙せば…
キミは満足するの?」

蛍の声は切なく私を抉る

「消えてよ…僕の前から…
…僕の中から…
…キミなんか…要らないよ…」

"要らない"

止まりそうな心を
更に重くする言葉

でも。

止まれないの

『…分かった…ゴメンナサイ…
でも…姫凪…
騙してなんか…な…いよ…
マコトと色々あったの…
チャント話すと長くなるけど
最後まで聞いて』
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