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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第12章 労苦


待ってて?

今更?

何年前から待ってると
思ってんだよバカ

お前が側に来てくれるなら

いつまでだって待ってるよ

【待ってて】なんて
ただ帰って来るのって
事かもしれない

浮き上がる心を頭を抑えつける

でも、浮き上がりたいんだよ

希望なんてチョットでいいんだ

それだけで

俺は十分

幸せだよ姫凪

欠ける月を見上げて
愛しい人の帰りを待った
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