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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第11章 いつまでも変わらぬまま


マコトの頭をこわごわ撫でると
その手が引かれて

マコトに倒れこんだ

『え?!ちょっと…なぁに!?』

「………。
痛かった?ココとか
ココとか…ごめん…な
姫凪…ありがと……
ホント…ごめんなさい……」

小さく震えるマコトが
私の身体に付いた傷をなぞって
グスリと鼻を啜る

大きいのに小さく感じる
マコトの身体を
ギューッと抱き締めて

頭を撫でると

「お姉ちゃん……」

マコトもギューッと
身体を抱き返してきて

「チビのくせに巨乳とか生意気…
食べていい?」

クスクスと胸元で笑い
グリグリと頭を押し付けてきた
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