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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第11章 いつまでも変わらぬまま


「そんなの…知らねぇよ……
教えて貰ってない
誰も教えてくれない
オレには誰も居ないじゃないか
何にもないじゃないか
羨ましかった…姫凪が…
オレだって…誰かに…甘えたかった…」

その声は太陽みたいで

凍えた心をユックリユックリ
溶かしていく

「居るだろー?
すぐ側に
お前があんな事したのに
心配してソワソワしてる
可愛いのがさ?
普通ならボコボコにされろとか
考えるぜ?なのにチャント
守ろうとしてくれただろ?
カッコイイじゃん?
お前の姉ちゃん」

明光くんが私を
マコトの前に突き出す
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