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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第11章 いつまでも変わらぬまま


初めて語られた本音
零れ落ちる弱音

胸がグッと苦しくなって
マコトに手を伸ばす

「ちょい待ち。
姫凪の気持ちは分かるけど
俺は納得出来ねぇんだよ
おいコラ、クソガキ」

その手を明光くんが止めて
胸元を掴んでるマコトの
手を捻りあげた

『止めて!痛いことしちゃダメ!
マコト!大丈夫?!』

痛いのは怖い
痛いのは辛い

私がされたからって
マコトも痛くていいとは思えない

「何もしないよ、姫凪。
ちょっと話すだけ
大人しく出来る?」

明光くんが振り返って
ニコリと笑う
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