• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


うん。それは知ってる
あの時の二人を見て
僕は敵わないって何度も蓋をしたから

『今も大好きだし
大切なのは変わってないの
変な意味じゃないからね!
本当に…ただ好きなの…
あんな暖かい人になりたいって…
憧れみたいな感じ…』

「分かるよ。僕もだから。
あの光には敵わないって
何度も凹んだしね
今も…時々怖いくらい…眩しいし…」

姫凪の髪を撫でながら言うと
手を握る力が強くなり

大きく息を吸って
僕の目をシッカリ見つめ続ける
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp