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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第9章 羅睺
「姫凪帰りたくない??」
姫凪が望むなら
本当にこのまま………
『あ…携帯…マコトだ…』
口を開いた姫凪の
声は僕への返答を紡がなかった
「あ、タイムリミット??
出ていいよ??」
『…出たくない…蛍…
もっとチュー…ねぇ…
姫凪…ね…マコトが…』
姫凪の声が震えてる
身体も震えてる?
なに??
どうしたの??
まるで怖がってるみたい
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