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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第9章 羅睺
「ラゴウ??って何?」
聞いた事ある様な無いような単語
〈あ、ううん。羅睺は
俺が付けたアダ名みたいなもん。
無事奪還出来たら話してやる
とりあえず急げ。〉
「あ、うん。分かった
ねぇ、アニキは……」
〈何かあったら
助けに行く。お前らには
意地でも幸せになって
貰わねぇとな!
俺が死ぬ気で引いたんだから〉
軽く言ってても重い言葉。
「分かってる」
そう返して
姫凪の家に向かった
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